FIAT500のエンジンはどっちを選ぶ?ツインエアと1.2Lの違いをわかりやすく解説
「ツインエアと1.2、どっちがいいの?」というご相談
こんにちは。神奈川県西部・大井町でFIAT500とアバルトを専門に扱っているPONOTECH(ポノテック)です。ご来店やお電話でよくいただくのが、「ツインエアと1.2、結局どっちを選べばいいの?」というご相談です。
実はこのご質問、キーワードのつけ方に少しだけ整理が必要です。というのも、現行世代(2代目、2007年〜/日本では2008年〜)のFIAT500に載るガソリンエンジンは主に3種類あるからです。まずはそこから、噛み砕いてご説明していきますね。
FIAT500のエンジンは主に3種類
細かな仕様は年式・グレード・仕向地によって変わりますが、大きくは次の3つが基本です。
- 1.2L 直列4気筒(自然吸気・約69PS)… もっとも台数の多い定番エンジン。ターボを使わず、シンプルで扱いやすいのが特徴です。
- 1.4L 直列4気筒(自然吸気・約100PS)… 初期のスポーティ系。アバルトのベースにもなった排気量です。
- 0.9L 直列2気筒 ツインエア ターボ(約85PS/105PSなど)… 2014年頃から登場したダウンサイジングターボ。小排気量+ターボで、少ない排気量から元気なパワーを引き出す考え方のエンジンです。
なお「マルチジェット(Multijet)」は本来ディーゼルの技術名で、日本に正規導入されたガソリン500とは前提が異なります。日本国内で「1.2」といえば、上記の1.2L 自然吸気(NA)を指すのが一般的です。ここではツインエア(0.9Lターボ)と1.2L(自然吸気)を比べる前提で進めますね。
ツインエアと1.2Lの性格の違い
1.2L 自然吸気の魅力
- ターボを持たないシンプルな構造で、気負わず乗れる素直なフィーリング。
- 流通台数が多く、程度の良い個体に出会いやすい傾向があります。
- 4気筒らしいなめらかな回り方で、街乗り中心の方に人気です。
ツインエア(0.9L 2気筒ターボ)の魅力
- 2気筒特有の「パラパラ」とした独特の鼓動感とサウンド。ここに惚れ込むオーナーさんが本当に多いです。
- ターボの過給により、低回転からトルクを感じやすい味付け。
- キャラクターがはっきりしていて、「FIATらしさ」を強く楽しめます。
ざっくり言えば、1.2Lは素直で万人向け、ツインエアは個性と鼓動を楽しむエンジンという性格の違いがあります。パワーの数値だけで比べるより、「どんな乗り味が好みか」で選ぶのがおすすめです。
選ぶときに見ておきたいポイント
どちらを選ぶにしても、FIAT500ならではのチェックポイントがあります。
- 変速機:多くのモデルが「デュアロジック」という2ペダルのセミオートマ(AMT)を採用しています。一般的なトルコンAT(トルクコンバーター式)とは構造が異なり、発進や変速時のフィーリングに独特のクセがあります。試乗で確かめておくと安心です。
- ツインエアはターボ付き:過給機まわりを含めた整備履歴やコンディションの確認が大切です。
- 年式・グレードで仕様が変わる:出力や装備は個体により異なります。カタログ値はあくまで目安として捉えてください。
ちなみに、より強い走りをお求めの場合は、1.4Lターボを積むアバルト595/695(グレードにより約145〜180PS)という選択肢もあります。ただしこれはFIAT500とは別系統のモデルです。また、電気自動車の新型「500e(BEV)」もガソリン500とは別モデルになりますので、混同しないようご注意ください。
まとめ:まずは乗り比べてみるのがいちばん
ツインエアと1.2L、どちらが「正解」ということはありません。静かで素直な相棒がほしいなら1.2L、鼓動感や個性を存分に味わいたいならツインエア、という選び方が分かりやすいと思います。文章だけでは伝わりにくい部分も多いので、可能であれば実際に乗り比べていただくのがいちばんです。
「自分の使い方だとどっちが合う?」「デュアロジックってどんな感じ?」など、気になる点がありましたら、神奈川県西部・小田原エリアのFIAT500専門店PONOTECH(ポノテック)までお気軽にご相談ください。電話は0465-20-8442、住所は神奈川県足柄上郡大井町上大井61-10です。専門スタッフが一緒にぴったりの一台を考えます。


